正しく知ろう!添加物

添加物をシンプルにわかりやすく説明します。

【用途色々】 乳化剤

水と油のように混ざりにくいものを、混ぜることを乳化といいます。

 

乳化剤は乳化作用のある添加物の総称で、グリセリン脂肪酸エステル,ショ糖脂肪酸エステル,レシチンなど、プロセスチーズに使われる乳化剤を含めると実に数十種類あり、チョコレート,プロセスチーズ,ホイップクリーム,バター,マヨネーズ,パン,ドレッシング,アイスクリームなど様々な食品に使われています。

 

乳化剤と聞くと用途やネーミングから、体に悪いイメージが先行してしまいがちですが、意外にも多くの乳化剤は元々食品に含まれていたり食品にちかいもので作られています。ただ、数十種類の乳化剤の中には、毒性のあるものも含まれます。

 

メーカーにもよりますが、ホイップクリームの乳化剤の一部に化学物質と脂肪酸を融合させた乳化剤を使用されています。生クリームのほうが安心です。

プロセスチーズも一部にリン酸系の乳化剤が使われているものもあります。ナチュラルチーズのほうが安心です。

 

チョコレートは健康だけを考えれば素材的にも高級チョコレートがいいです。

 

問題なのは、消費者がどの乳化剤を使われているか分からないことです。

 

乳化剤の用途は混ぜるだけでなく、泡立ちをよくしたり,変質を防いだり,潤いや光沢を与えたり,抗菌したりと他にも色々用途があります。

間違いなく私たちの食生活に貢献し続けている添加物ではあります。

 

判定 △

添加物大国の日本で、乳化剤まで気にしていたら逆にストレスです。ただどの乳化剤が使われているかわからないので、極論で健康面だけを考えれば、ない食品を選んだほうが安心ではあります。